1 クレド
西河は担当者水森礼子との打ち合わせに入る。
今日は会社の経営戦略を確認してそれにマッチするか検討して行きましょうという話です。
(俺がノートに書いた水森礼子の漫画)
(これは決算であり、労働者名簿は次回に掲載する)
そして社長は出て行き担当者水森礼子との打ち合わせに入った。
俺が会社についての質問をすると彼女は眉をへの字に吊り上げ、考え出す。
「先生それはーー」
と言う彼女の顔は完全にオタク受けだ。
多くの社会保険労務士の先生は助成金で就業規則から入る。しかし、それは間違いである。
西河「では水森さん、船村印刷サービスの理念、クレドはなんだ?クレドって何かくれるんじゃないぞ、会社の理念みたいなもの」
水森礼子は眉をへの字に曲げて困った顔をした。
「しししりません。」
「社長に聞いて来い」
すると水森礼子は女子100m走のアリソンヘリックスのようにダッシュで出て行った。
そして5分後メモとともに、またダッシュで帰ってきた。
「ハハハア、聞いてきました。1、清掃を通じて社会に奉仕する。2、仕事に自信を持つ。」
「3、社員の夢を実現しよう だろ」
水森礼子はうめずかずおの恐怖の顔になった。
「ひえ〜先生は???DAOGO?」
「お前の後ろの壁にかかっているじゃないか?」
そこには、額縁に入った社長の筆書きの会社理念が収まっていた。
後ろを振り向く。水森礼子、ぎょ!とした目。
「しかし、この会社心配になってきたな、社員が会社理念知らないとは」
「だって、社長はいつもお客様に笑顔を、しかいわないんだもん」とだだをこねるように言った。
「それが会社理念の一番大切なことだ・・・」
それから、まだ就業規則に入らない。直近計算書をみた。
売上げ9千万、従業員5人、ううむ、まずまずだな。
経常利益、−1百万、ううむ・・・
うううむ、営業外利益、1百万、これなんだ・・・
俺はすばやく、貸借対照表を見た。
そこには目立った資産はなかった。雑益か?
法人土地所有はなし。
ヂューデリすると経営状態はそれほど良好ではなかった。
ううむ、と考える俺・・・まあ、経営で何もなければ、俺のところに電話しないわな。
しかし、なかなかこういう中小企業はしぶといんだろうな?
俺は言った。「この会社危ないかもしれないぞお」といった。
水森礼子が・・・おしっこちびっていないか、気になったが・・・
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