要約動画です。
この話で展開する6人の社長の挑戦をばかげていると思うだろうか?
私は思わない、以前ならそう思ったかもしれないが私も事業者として年数がたち次第に馬鹿なことと言われても挑戦し続けなければ明日はないと思うようになった。
経営も賭ける行為である。
ある公営ギャンブル場で聞いたある人の言葉が今も心に残っている。
「賭けるとは、どぶ川に札束叩きつけること、運よくその跳ね返りが顔に引っかかったらそれが大穴」
STORY 愛知、豊田市の製造のバックヤードとして、その南側に常滑半島があり、下請けの中小製造業が数多く立地する。
常滑の南部にはセントレア空港があるが、思ったほど商業は発達せず、縦に走る道路だけというのが常滑半島の印象である。
いや、ひとつ、常滑競艇が、これも、ぽつんと、何もない平原の中にある。
その常滑競艇場の視察にその豊村自動車下請けの会6社の社長が来ていた。
通常は、先進工場の視察などをするのだが、近隣はもう行き倒してしまい、たまには視点を変えて別業態を見に行こうということになったのだ。
CAST 6人の社長とは
白石 建夫 白石部品製造 株式会社
黒田 正二 黒健 株式会社
赤川 太郎 株式会社 セネックス
青木 浩二 株式会社 青木実業
黄瀬 研一 株式会社 黄瀬樹脂工業
緑川 五郎 株式会社 緑川組
である。
初掲載2014.8
常滑自動車下請連盟の奮戦 4
そこには、何台ものモニターTVがあった。
「ほお〜これは店内がガラス張りですな。こんなことを聞いちゃなんですが、ここで当りを調整するんでしょうなあ〜」
と白石社長。
「何をおっしゃいます、当りを調整なんかしたら法律違反です。しかも、我々の所管は警察なんです。
ついでにご説明しておきますと、税務署の管理が一番厳しいのがパチンコホールで最低でも年2回は調査が入ります。
これもよく知らない人が資金がアジアの他国に流れているなんて言いますが、事情をしらない典型ですよ」
「はあ!年二回とは厳しいもんですな、私のところなんか彼これ10年間も調査なんてきていません。まあ〜儲かっていないだけですが」と緑川社長。
「まあ、パチンコ店も求められるのは厳しい経営感覚です。皆様もどんどん閉店していっているのをご存じでしょう?」
「そうか〜」とここでは6人が納得顔になる。
ここで、1時間となり、一行は、礼を言って「ソフイア」を辞し、近くの白木屋で打ち上げをした。
「他業態でもいろいろ工夫はしているし、それぞれの苦労があるんだな・・・」と白石社長
「やはり中国に行かねばならんのかな〜」と黒川社長
「いや、いまはあの国はリスクが高すぎる。私は別のアジアの国を研究します」と赤川社長
「しかし、この前出した新ものづくり補助金通ったかなあ〜」と脈絡を外す青木社長
「まあ、お盆過ぎからまた、大変ですな、8月は売上が落ちる時期ですし、賞与支給後で現金水準も厳しいからなあ〜」とますます、視察の話から最後に逸れてくる。
最後に緑川氏が「まあまあ、これは視察会の打ち上げ、他業態の皆様を見せていただき大いに参考になりました。じゃあ〜乾杯しましょう!はい!我々製造業には明るい未来はないかもしれませんが、とりあえず乾杯!」と打ち上げの宴は始まった。
そしてこのSTORYは一応ここで終わるのだが、6人の社長たちはその後、驚くべき展開を図ったのである。
直近巻***
「士業事務所経営 1億円へのエチュード(練習)」
〜スケールの全軌跡〜
西河 豊 著 株式会社西河マネジメントセンター 監修
1,980円(税込み)三恵社 申し込みはここ