(価格&発売日が決まりましたので問い合わせコーナー作りました ここ)
8月のプレゼントとして、10回シリーズでお盆も含めて、お送りします。
ためになる書籍も紹介します。
忠臣蔵はご存じでも、大塩平八郎の乱は内容をくわしくは知らない方が多いだろう。
こちらの方が倒幕につながるような大きな意味があったのだ。
ここで、細部にこだわれということが出てくるのだが、
まず、どちらも後世の人の言い伝えによるものということに注意した方がいいだろう。
まずは、事件を起こしたミッションなのだが、これは、大塩平八郎の方が、米騒動での民間の怒りということで、崇高だった。(大坂にはコメがなく高騰しているのに役人は出世のために江戸に回送していた。)これに対して忠臣蔵は浅野内匠頭の個人的遺恨だったのではないかと今でも言われている。
しかし、大塩は最後の戦略がまずかった、忠臣蔵の方が最後が鮮やかだったのに対して、大塩平八郎の乱は最後が放火という手段であり、事件の後は逃亡の後で最後は爆死と見栄えの悪いものだった。
(吉良邸の横の上杉家が、あえて、見て見ぬふりをしたというのも細部が奇麗に整っている。)
最後は世間の評価は期待ギャップ理論によるものが大きいということ。
大塩の方は民衆に期待されていたのに対して忠臣蔵は、大石が山科で遊び歩いて評判を落とすという演技までしている。
しかし、忠臣蔵の最後の集団切腹とは、どんなものだったのだろう?現場の寺院には、棺桶がざっと並び、順番の来たものは笑顔で「お先に」と言って、向かったそうである。
大塩平八郎の乱の方は最近の図書伊藤潤さんの「浪華燃ゆ」で楽しく読めます。
明日は、鎌倉時代はなぜ裏切りが多かったか?
今回の参考図書 是非お盆に! 続く
浪華燃ゆ 伊東潤
1980円(税込み)
講談社