コンサルタントの裏側が分かります。
社長様ご自身でも使えます。
| 運搬に多くの時間を費やしています。合理的な運搬の考え方を教えてください。 |
| 生産上で運搬は無駄と気が付きましたが、改善の方法を教えてください。 |
A:答え
動かしやすさを示す運搬活性示数を用いて、運搬の状況を分析しましょう。対象品の置き方の適否を系統的に調べることで改善のポイントが見つかります。
系統的に調べる方法は2つあります。ひとつ目は、作業の工程の順番に運搬活性示数をグラフ化して、どこの作業の工程の作業運搬活性示数が低いかを探します。低いところが改善点になります。ふたつ目は、運搬活性示数の平均値を求めて、この平均値より低い作業の工程を改善していきます。
なお、並べて作業順に運搬活性示数(0〜4)は以下のようになります。
Q :損益分岐点とは何ですか
A 損益分岐点とは、その名のとおり利益が出る分岐点・境目と言うことになりますが、その境目とは売上高のことで、損益分岐点売上高と言います。利益を得る為にはどれだけ売り上げを上げればいいのかと言う事です。その利益とは、事業を進めるにあたって様々な経費や人件費を除いた利益です。儲けと言うことになりますが、企業の場合その儲けは、出資している資本家、株主に配当する為や、企業が将来にわたって存続する投資をする為の貯金・蓄積がいりますから、儲けは是非必要です。
(1)経営計画に必要
利益が出せる売り上げが把握できますと、利益を出す為の売り上げ目標がはっきりしてきます。そこで売上高の将来の年単位や月単位、部門単位、個人の目標が明確になり、経営計画の最も重要な数字となります。
さらにその損益分岐点売上げの計算に当たっては費用を把握しなければなりません。「売上額―費用=利益(儲け)」ですから、売り上げを伸ばすか、費用を抑えるかで利益が左右されます。費用の内容を分析してどの費用を削ることができるか、無駄な費用はないかを調査します。何時、どの部門で、どれくらい費用がかかり今後利益を上げる為には費用をいかに節約するかの経営計画を立てることができます。
つまり利益を上げる為にはいかに売り上げを伸ばすか、費用を節減するかであります。
売り上げを拡大する為の努力・負担、可能性と費用を節減する為の努力・負担、可能性を見ながら計画を立てると言うことになります。
(2)授産施設の場合
授産施設の場合、企業ではありませんので、儲けを出すと言う考え方は、今までなじめなかったと思いますが、利用者にお渡しする工賃はこの場合の利益・儲けに相当します。利用者は労働者でありませんから、賃金に入れない方がいいでしょう。現在のところ一般職員さんの人件費は社会福祉費として、助成金の対象になっていますので、計上する必要はないでしょう。
利用者さんにお渡しする工賃を倍にする為にはどれだけの売り上げが必要か、売り上げを伸ばす為にはどのような手法が必要か、またどれだけのコストを削減するかの、目標、経営計画を立てるのに重要な手法と言うことができます。
(3)固定費と変動費
次にこの手法では、費用を、「変動費」と言う商品仕入れや材料費のように売り上げが伸びれば伸びるほど発生する費用と、「固定費」と言う家賃や設備の減価償却費、リース費用など、売り上げが伸びて伸びなくても発生する費用に分けます。
変動費は売り上げが伸びれば利益(売り上げ総利益・粗利益)が出て売り上げに比例する変動費を賄えますので如何に固定費を抑えるか、多くの企業が最も関心を持つところです。一般企業の場合は人件費が固定費の50%以上を占めると言われ、人件費を削減することに努力が注がれます。その結果、固定人件費が必要な正社員を、雇うのでなく、売り上げにより管理できるアルバイトや非正規労働者・派遣社員を採用するところが多いのが、最近の特徴です。
(4)算出の方法
結果的に固定費を賄う最低の売り上げを損益分岐点売り上げと言います。
固定費、変動費はそれぞれ日常的に会計帳簿の勘定科目にほぼ特定できますから、具体的に管理することが出来ます
以下、一般に言われる固定費、変動費の内容と、計算式と図を示します。
なお実際の計算に当たっては、事業所により売り上げに比例する変動費なのか比例しない固定費なのよく把握するか必要があります。
【損益分岐点売上額算出方法】
売上高=固定費+(目標利益)÷( 1 ― 変動比率 )
【変動費】
材料費・外注加工費・運送費・販売促進費・水道光熱費・消耗品費・光熱費
【固定費】
固定給・リース代・家賃・減価償却費・火災保険等
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