今後のマニュアル開発予定 キャリアップ助成金→女性活躍関連→ものづくり ロボット・AI・ビッグデータコース→キャリア形成性助成金の順です。
以下のキャリアアップ助成金の解説に置いてまずは、人材育成コースは外します。
それには、定められた職業能力開発が含まれており、ぐっとテクニカルになるからです。
そこを外すと
正社員化、あるいは、それに近づける労働形態にしていくのに助成と言うことにまとめられます。
申請書記入は簡単です。
どのコースを選択するかのみになるからです。
しかし、その運用については事前検討事項が多くあります。
結論を言えば会社がうまく回るのかということです。
これを読んでいる人のほとんどは、正社員、パート、派遣社員などが混然一体となった職場を経験して、それなりに役割分化しながら、チームワークを発揮しながら進んでいる労働現場を経験しているでしょう。
これは日本では時代の趨勢として時間をかけてそうなってきたという背景があります。
よって、この趨勢から見ますと逆行することになりますので運用上は相当に注意してください。
具体的に課題を述べます。
・まず、ライフスタイルの選択肢として自ら非正規、パート、派遣社員と言う形を選んでいる労働者は30%、約3人に1人はいます。
これらの人を強引にキャリアアップさせると言うのは無理がありますよね。
次に当社でモニター企業のこの助成金を適用するならということでアンケートしました。
結果は良くて3人に1人だろうなということです。
後の2人は能力的に無理と言うことです。
なぜ能力的に見てそうなるかを解説します。
これらの非正規は大きなウエイトは、結婚や出産・育児でいったんは家庭に入り、子供の成長とともに職場復帰した女子社員です。
これらの人達も若き日は上昇志向のある正規社員だったのかもしれません。
いわゆるMカーブの労働年齢体系を我が国は築いてきました。
そのツケを払う時代になってきました。それが、この能力ギャップです。
よって、キャリアアップを望む人すべてをというのは、無理があると思えます。
今多くの企業はこうなっているでしょう。
2000年以降の失われた10年はあまり採用しておらず、年代層が空いている。
最近になって慌てて、新卒の採用復活を始めた。
ということは、新卒側から見ると今まで、かなり年配だった人(下手すると母親の年齢)がいきなり正社員化することになります。
そのような、職場は冒頭に書いたように正社員、パート、派遣社員などが混然一体となり役割分担しているからこそうまくいっていたことと想像します。
それがいきなり自分の競争相手になると言うことですので、その複雑な心理を十分検討すべきです。
限定とは業務か地域の限定です。
これもなぜ、そうなったというと採用時の話し合いで、能力的な面と家庭環境的な面で限定化の方が良いと判断された結果そうなっているのですから、普通に考えて正社員化は難しいと思われます。
これは、正社員化してしまうなら、そのテーブルに当てはめると言うことになりますが、二重に作ると言うのは事務処理の煩雑さの面から大丈夫かと心配します。
パート、嘱託社員、限定社員と派遣社員には深くて大きな違いがあります。それは、指令する事業主が違うと言うことです。
派遣社員はその派遣会社の経営姿勢に納得して入社した人達です。
事業主の経営姿勢とは、「いかにお客さん企業(派遣先企業)に迷惑をかけない働きをするか」ということです。
この教育を受けた人が正社員化すると今度は、その会社のミッションに基づいて働かねばならなくなります。
技術的なことよりもマインドの面で全く違う労働になるということです。
派遣先の使用者はこの点を理解して、事前にそれが可能かどうかの検討と、正社員化するならば、会社理念の再教育をすべきでしょう。
これは、30時間以上にとなっていますので、社会保険登録を国は狙っていることが分かります。
そこで、
・保険料手取り分を徴収されることになりますので、労働条件の厳しさのより賃金上昇割合が少なく感じるかもしれないという問題
・家族で話し合わねばならない問題になる可能性がある。
ということが想定されます。
ここまでの助成金紹介とキャリア形成系の助成金の企業へのあてはまり方を表にまとめると以下のようになります。
私が経営者なら賃金を上げる列の中では、生産性向上を図る設備を取り入れる業務改善助成金で行くかもしれません。
それは、キャリアアップ助成金には上記のような課題が多く、無理にアップさせて組織全体が大丈夫かという心配があるからです。
次のマニュアルはキャリアアップ助成金ですですが、下の難易度表の中に入っている正社員化コース、健康管理コース、処遇改善コースで最難関の職務能力表の入ってくる人材育成コースは別刊にします。
マニュアルはそのランニング後の人事労務管理運用を中心に解説します。
発売日 10月10日(予約は可能)問い合わせは ここ
定価 1,000円
限定 100部
内容
助成金制度の概要
正社員化へのステップ
申請書記入事例
よく起こるトラブル事例
など
動画リンク制です。
PDF資料 20ページ以上
参考実績はここ