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新シリーズ 中小企業経営者のためのレッスン16 13.FC


このサイトは8月末に終了します!

 

中小企業経営者のためのレッスン16

新シリーズです。
過去掲載したものを現在の状況も加味してリライトしてお送りします。

是非お読みください。

インデックス

1.資金繰り
2.キャッシュフロー計算書
3.売上とはリスクとの交換
4.中小企業支援策の体系
5.税制
6.借入制度・保証制度
7.資金調達手段のバリエーション
8.経済産業省補助金
9.厚生労働省助成金
10.事業継承と再生支援
11.単位採算性
12.M&A
13.FC

ラスト3つは伏せておきます。

****

13.FC

 

(1)主旨

 

 一定のノウハウを持った者が、集まり、フランチャイザー(本部)とフランチャ 

イジー(加盟店)に分かれて、本部は、指導と研修実施・スーパーバイザー巡回などを行うものです。

 事業拡大について、有効な方法ですが、ただし、事業の拡大の仕方として、

・レギュラーチェーンでの展開

・FCでの展開

 の概念の違いが曖昧になっている人が多いと思われます。

 

 まず、FC展開の方は、その形でのノウハウがないといけませんし、それがベンチマーキングしにくいものでないといけません。

 また、マニュアル通りすれば、その業務ルーティングが出来る「再現性」がないといけません。

 

 FCとは、本来、本部と加盟店の集合体で、ともに協力しあって発展していくものです。

 それが、世間一般のイメージは、本部から一方的に命令を受ける形をイメージされるでしょうが、それは正しいものではありません。

 

 FC化の最大のメリットとしてコストである出店が加盟料というキャッシュインの形に振り変わります。  

 また、FC展開への近年の背景として、社員が取れないというのがあります。

 それならば、地域の力のある人に任せた方がうまくいきます。

 これは、人の雇用に関すること全般に言えますので労務管理全般を他人がやってくれるというのは大きなメリットです。

 

 この商品・サービス本体を中心に、その売り方・店舗のムードなども含めてフランチャイズパッケージと言い、それをランニングさせるためのマニュアルがあります。

 

 本部であるフランチャイザーは加盟者であるフランチャイジーに対してノウハウを提供するかわりにロイヤリティーという報酬を貰います。

 業績の進捗や指導・助言をする人をス―パーバイザーと言います。

 

 ここで、FCの最大の課題は、そのフランチャイズパッケージに

・真の魅力と独自性があるのか?

・他社に真似されないか?

 という2点です。

 

 ステップとしては、まず、真に魅力がないと、消費者に売り上げが立ちません。

 そこで、FC展開しようと言う事業はレギュラーチェーンでしっかり店舗を回せるかが前提になると言われています。

 そこで、利益を出せることがFC化の証明であり、前提です。

 そこをクリアーすると次は、真似されにくいかという段階に入ります。

 ここでは、そのマニュアルに独自性があるかになります。

 加盟店はそのノウハウに加盟料を支払っているので、本部は売り上げを上げさせていく責任がある訳ですが、うまくいかないケースも出てきます。

(そこで、訴訟ごとになりますが、本部も悪意で事業をしている訳ではないケースもあり、詐欺などの立証は困難な場合が多いのです)。

 

(2)FCの諸課題

 

 その他の諸課題として以下の4点があります。

 

・地域独占権の問題

 意味は読んでその名の通りですが、ポイントはそれだけ商品・サービスに魅力があるかという問題になります。

 地域を任せることによりフランチャイザーは安心してエリアを管理して貰えますが、ニーズがなければ、そのエリア独占店は、日々、閑古鳥が鳴くことになります。

 独占権と言うのは店にそのFC以外のもの(類似商品・競合商品)を置かないと言うことに繋がります。

 コンビニでも最も強いセブンイレブンのレジ回りはすっきりしていますが、その他コンビニは勝手に自社商材を売っています。

 これがこの問題の実態です。

 

・帳簿閲覧問題

 これは、本部が加盟店の帳簿を見る権利をいかにするのかという意味合いですが、 近年では、紛争事になった場合などで、逆方向の加盟店が本部の帳簿閲覧を要求すると言う傾向も表れています。

 

・解約時在庫の問題

 これは、契約上も現実的にも仕入れした段階より加盟店側の支払い義務が発生する場合が多いようです。

 解約の意志を示して、それ以後の仕入れを止めると言う形になります。

 コンビニでは、この買い取り資金が多額になり揉める場合が多くあります。

 FC側では契約時に十分に説明する必要があります。

 

・解約後の競合忌避義務

 これは、契約上で解約後、競合店の開店をしないということを明記することは出来ますが、現実上は、難しい問題があります。

 加盟店も解約後に収入を得て生活して行く基本的人権があります。

(そのような行為に出ても本部側としては、その上に、またそこに新たな加盟店を出すと言うような動きをする場合があり、泥沼の揉め事に発展する場合が多くあります)。

 

(3)総括

 

 キーポイントは事業拡大においてFC展開をすると出店コストが加盟金に変わるが、それは、預かり金の性格を持つものであり

・全体の販促・教育費用

・返還要求の際にプールすべきもの

です。また、

・ベンチマーキングされにくさがFC拡大のツボです。

・最近使われている最近使われている用語解説

 スケール(する) 規模拡大のことFCなどでは加盟店舗数増加が一番分かりやすい

 

 

続く

 

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続く 

 

 

 

 

 

 

 

    


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