新シリーズです。
過去掲載したものを現在の状況も加味してリライトしてお送りします。
是非お読みください。
インデックス
1.資金繰り
2.キャッシュフロー計算書
3.売上とはリスクとの交換
4.中小企業支援策の体系
5.税制
6.借入制度・保証制度
7.資金調達手段のバリエーション
8.経済産業省補助金
9.厚生労働省助成金
10.事業継承と再生支援
11.単位採算性
12.M&A
13.FC
ラスト3つは伏せておきます。
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(1)助成金の主旨
では、厚生労働省の助成金が支給されるのはどのようなケースでしょうか?
大別すると3つの類型です。
�仝柩僂梁タ�
�∀�働環境の向上
��障碍者・高年齢者など、雇用されにくい求職者の雇用促進
です。
この内、�,慮柩僂梁タ覆蕨�働市場の状況によって施策の力の入れ具合が変わります。(実際には予算が増減します)
働き手が不足になり労働者にとって労働環境が良くなれば、予算が縮小されるということです。
�△力�働環境の向上は労働条件、労働時間・有給休暇の取得から男女の雇用機会均等まで幅広いものがあります。
この労働条件の向上は、経営効率という側面からみると生産性向上を図ることを意味します。
これが、現在、最も力点の置かれている施策です。
最近では、育児・介護と職場の両立という考え方も注目されています。
��は具体的には障碍者・高年齢者・母子家庭の母を雇用する場合には奨励金として、特定求職者雇用開発助成金のような助成金を支給することで誘導しようとしています。
(2)労務管理制度運用リスク
では、全く、助成金活用にリスクはないのでしょうか?
助成金で雇用したら雇用のリスク、制度導入したら、それを運用すると言うリスクがあります。
この背景には就業規則はいったん改訂すると労働者に対して不利益変更はしにくくなるということがあります。厚生労働省の助成金施策は基本的に労働者向けに作ってあります。
設備投資をして開発リスクを負う経済産業省の補助金のリスクに比べれば低いと言えるでしょう。
助成金では現金資産は増えるのです。(一部経費補助の助成金もありますが)
ただ、それぞれの助成金の目的を勉強しないと効果は半減します。
厚生労働省の助成金の目的性は労働環境の向上です。
これが、経営者のはらに落ちにくいのです。
賃金を上げることを条件に支給される助成金があるとします。
それをコストアップとしか見られない事業主は助成金の世界に参入されない方が良いと思います。
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続く