中小企業経営者のためのレッスン16
新シリーズです。
過去掲載したものを現在の状況も加味してリライトしてお送りします。
是非お読みください。
インデックス
1.資金繰り
2.キャッシュフロー計算書
3.売上とはリスクとの交換
4.中小企業支援策の体系
5.税制
6.借入制度・保証制度
7.資金調達手段のバリエーション
8.経済産業省補助金
9.厚生労働省助成金
10.事業継承と再生支援
11.単位採算性
12.M&A
13.FC
ラスト3つは伏せておきます。
経営とはいかにリスクに対応してリターンを得ていくかというゲームに近いものがあります。
このリスクの中に納税資金も入ってきます。
ビジネスの立ち上げ時のリスクというのは読みにくいものがあります。まず事業コンセプトが他人の権利を侵していないか、ビジネス自体が法を守っているかというのが検討の材料です。時代が成熟するに従ってビジネスの成功する隙間が小さくなっているからです。
創業ビジネスプランを見るにつけてこの観点の抜けているケースが非常に多くあります。
ビジネスのランニング段階に入ると業績に勢いが付いているのでそのビジネスの広がりにおいて冷静にリスク計算することが必要となります。
事業提携を持ちかけられる話も舞い込んで来ます。
マーケティングには、その事業リスクを低減させるという意味合いがあるのです。
特に、事業拡大が出来そうな話が舞い込んできた時はそのスキームにおいてリスクが潜んでいないかをより丹念に、検討することになります。レバレッジ(梃子のこと)が含まれているということは乗数的に利益を得られる代わりに内容に瑕疵があるとその被害・損失は広範囲に及び補償すべき額も甚大になるということです。
この図式を頭に叩き込んでください。
なぜかというと、「よりがんばる」という体育会系精神で売上を伸ばそうとしてうまくいかない事業者がこの時代に異常に多いのです。
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続く