(CMMSで20年前に学んだこと)
これから開講する。不定期更新である。
四書五教、孫子、韓非子などの思想を紹介する。
西洋医学の有名な医者が東洋医学はさっぱりなように、東洋思想が苦手だと思うと1&も頭に入らないだろう。(私の奥さんは漢方の人である)
複雑ということではない、哲学がベースだからだ、サイエンスがベースと思うと頭に入らない。
サイエンスがベースということもそれは一種の幻想である。
中国はこれらの昔の思想をいいとこどりで、利用しようとしているがうまく入っていない。
それは、文化大革命の後遺症だ。
世の中で言われていることの嘘も説明する。
孔子学院が政治的な動きをしているなんて嘘であり、皆、文化を広めたいといういい人たちであり、中国は政治的にもめた時の「*中友好」の安全弁としようとしているだけである。
まず、結論から、
中国人=自己中心主義
日本人=利己主義
である。
中華思想をイメージすると上は分かりやすい。
その他にも中国人は成功するためにはリスクテイクするという思想もある。
そこで、これを考えて欲しい。
中国人はよくアポをすっぽかす。
それは、既定のアポより自分にもっと得な話が出てきたらそっちにいくということだ。
日本人はそんなことはしないよね、そんなことをすれば、自分の評価が落ちると思うからだ。
だから利己主義の方が行動は読みやすい。
世間一般的な損得を考えればいいからだ。
この辺りは、いろいろ基礎知識を持っていないと分かりにくいことは事前に断っておきます。
文化大革命で古き思想を全部壊した共産党政府(毛沢東)だったが、利用すべきは利用しようと、江沢民が孔子の会に参列したりした。
しかし、無条件に東洋思想を復活させようとしたわけではなく都合のいいところだけをとった修正主義である。
*儒教では親孝行が第一位だが、それよりも治政が続くことを優先順位とした。
*易姓革命の思想は残し、天下を転覆させて政治を変えることを民責とした。(これは、共産主義とも一致))
*東洋哲学ではリーダーはタスクをこなすだけではなく、カリスマ性がないとダメとされている。これは日本同じ撫民思考
*民を抑えるためには人の心を掌握しないとダメとされた(韓非子など)
これが、東洋流の戦略の特徴でしょう。
*(濃い順に)親族・同胞・同国人となるが、兄弟として仁義の契りを結べばコネは成立するので、中国人−ベトナム人という筋もある。
(濃い順に)親族・同胞・同国人は中国語のグワンシ(関係)という。
この流れで東南アジアの中規模以上の企業は、華僑である中国人が仕切っているケースが多い。それは、ベトナム以下、後進国にはまだ経営管理という考えにまで、歴史のステージがいっていないからだ。
*資金のやり取りはこの人脈内での「お講」システムになる。日本も昔これはあった。しかし、明治に入り渋沢栄一が金融機関から借りるということを成立させたため資金調達は銀行第一主義となってしまった。消えた呼び名の「相互銀行」の出発点はこの「講」
私は、自社事業での金融機関人の最新ビジネスへの理解の薄さより、この仲間で調達もいいのではないかと思い始めている。
これは事業用と資金だけなく、グループ内に「神童」が出た場合の学費に至る。
*これが、複合的に多業種にまで網の目になったのが財閥であり、これも経済の隙間のある後進国だから成り立つという面もある。(日本はGHQにより強制解体)
*ただし、中国人の若手事業化の中にはこのコネクション頼りが嫌で外国に行ったという人もいる。(貸し借り発生するから)でも、京都に来て中国と似た人脈社会と言われたこともある。
中国で最もこの色彩の強いのは「福建省」の「客家」(ハッカ)である。
*中国では弁護士は律師(リウシ)といい欧米のように裁判に出ていくバリシターと書類作成のソリシターがいる。
*中国もコンサルタントは多くいて顧問(カアウエン)という。
*納品しても、契約書があっても中国ではデイスカウント交渉は普通である。
続く
直近巻***
「士業事務所経営 1億円へのエチュード(練習)」
〜スケールの全軌跡〜
西河 豊 著 株式会社西河マネジメントセンター 監修
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