要約動画です。
亡くなった偉大なる作家、西村京太郎氏は「人生は愛と友情と、そして裏切りとでできている 」と名文句を残しています。
企業ミッションは、性善説でも良いが周りは悪意に満ちていると思いながら企業活動(広報活動)を進めていくべきです。 では、どんでもない悪意に見舞われた話をどうぞ!
CAST 会計検査院 監査主任 高村 栄一
霧島工業(株 社長 霧島 五郎
霧島工業(株 社員 北条 夢
「直接人件費については、研究日報と照合してあります。ああ〜その日報がこれです。これが賃金台帳と出勤簿です。北条の人件費については、労働時間分の研究時間のみを補助金申請しました」
「はい、随分としっかりやっておられる様で、ところで、社長さん、部屋の中で手袋とはどうかなさいましたか?」
「ええ〜今年の年初に、おおヤケドしまして、ちょっと人には見せられませんで・・」
「そうですか?大変でしたねえ〜事業中であれば労災は支給される思いますがどうされましたか?」
「ええ〜会議所の団体保険の方でちょっびっとだけもらいました」
霧島と呼ばれた男は下から男の顔を見上げたが、高村は補助金関連フアイルに視線を落したままだった。
「ところで高村さん、今回は会計検査院の抽出調査と言うことでしたが、どうして、当社が選ばれたのでしょうか?まさか、タレこみがあったから?」
「いやその名の通り、ランダムな抽選ですよ。会計検査院で衆人環視の中、ガラガラポンをやりましたから、いや、最後のはJOKEですがね・・」
「ほぼ、基本的な帳票・証票に関しては問題ないようですので、これからヒアリングに入りたいんですが、その前に決算書類を見せていただけますか?ああ〜それから直近の試算表も出来ればお願いします」
霧島が、応接室を出て、書類を持ってくる間、高村は窓の外の白樺の木を見ていた。
その間に、北条がコーヒーを持って入室する。
高村は霧島が書類を見ている時にそのコーヒーの下敷きを裏返しポケットに入れた。
霧島が、額に汗をかきながら、決算書類を両手に抱え入室する。
高村にそのフアイルを渡す。
ペラペラとめくりながら、「3月決算ということですが税理士事務所を稚内から札幌に変えられていますね?これは?
それと、今期試算表で、6月に長期貸付金として900万が出て行っていますが・・・これは?」
直近巻***
「士業事務所経営 1億円へのエチュード(練習)」
〜スケールの全軌跡〜
西河 豊 著 株式会社西河マネジメントセンター 監修
1,980円(税込み)三恵社 申し込みはここ