2022年頃から、コロナ危機雪解けムードがあり、丁度その頃から円安基調になり、2023年に入っては、インバウンド観光の要り込み客数は最盛期の6〜7割程度まで戻ってきた。
一時代前の海外進出ビジネス本には、東南アジアなどこれから発展する国でのマーケテイングでは、「時間の巻き戻しの法則」が絶対的なものとして言われた。
‐世帯年間1,000Sの収入で売れるのはバィク
ー世帯年間4,000Sの収入で売れるのは車
機能は最低限のものでよいとされた。
この法則は、現在でも通用するもののそう単純には通用しなくなってきた。
インドのTATA社では、車の発売において、最低限の機能に絞り、まずは、走るだけの機能を優先した車を50万で国内販売をしたがまったく売れなかった。
これは、人々が、SNSなどで、現在の最新テクノロジーを知るようになったことが理由とされている。
「ラグジュァリーな車とはこんなものではない」とぃぅことでぁる。
時代が進み、ある局面では日本の方が遅れている現象も見え始めた。
日中での比較を見るとその現象が多くあり、キヤッシュレス取引においては日本の遅れは顕著である。
また長くデフレ経済で低賃金である分、一般ワーカーの労働者の賃金にも日本と発展途上国でも逆転現象が見られるようになった。
この複雑化した世の中で「A こうすれば」→「B 業績が上向く」
という教術的な法則はない。
時に中小企業自書で、Aという施策を打てば、B 業績が上向くという2つの
データを並列表示して因果関係があるように誤解させる説明が載る。
「相関関係」と「因果関係」は違う。
中小企業の海外進出関連記事でも2000年代初頭の平成不況の頃、海外進出を
すれば、業績が上向くと錯覚させるような説明があった。
その結果についてはここでは書かない。
最近では
A 早めに事業継承をする
B その会社の業績が上向く
という切り口で事業継承体制を急いている。
これをA→Bという因果関係で見てはいけない。
あえて因果を言うならばB 業績の上向く素養のあった会社が、Aの事業継承
を早めにする余裕があつたとみた方が実態に近いことは冷静に考えれば分か
る。また、この因果関係が成り立たない背景に最近では「合成の誤診」の問題
がある。
コロナ騒ぎの最盛期の2021年に飲食業が一斉に補助金を活用して「テイクア
ウト」に乗り出して、そこで競合して、皆が投資損になった状況を思い出してもらえれば理解して貰えるだろうc
この合成の誤謬の問題を解決するのが企業単位でのトライアンドエラーの
積み重ねであり、それを積み重ねたものについては企業の独自のSTORYとなるので、容易にベンチマーキングされにくくなる。
流行の流通用語で言えばA/Bテストの積み重ねである。
したがつてこの本では、海外進出するのが正解ということを言っていない。
全ては、その会社のあるいは起業家の試行錯誤力に依る。(最近では、「戦闘力」とい
う言葉が使われるようになった)
その試行錯誤の際のヒントを示したつもりである。
前述のA/Bテストとは
・テーゼを決めて
・対象を限定してマーケティングして
試行錯誤を繰り返して、反応の良い方に、寄せていくという極めてシンプルか
つロジカルな手法である。
加えるならば、これぞ、「カイゼン」の一手法であり、当然やるべき手法をな
ぜか流通に関する業種は避けてきた過去がある。
今回は、そのA/Bテストの第一間をもって本書を締めくくる。
A 御社は国内市場を目指す
B 御社は海外市場を目指す
(価格&発売日が決まりましたので問い合わせコーナー作りました ここ)