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同時に複数の人に働きかけていくにはモジュラー化の発想が必要です。
モジュラー化は日本語では標準化です。標準化は日本の製造業の得意分野と言われました。
最初の一品を作るときに精緻な設計をして2品目からの製造は自動化できる仕組みを作るということです。
レバレッジ部分は1品毎の製造コストの削減です。
考慮すべき要素は
・法に適合している
・標準化されたものが消費者嗜好に合っている
・アフターフォロー工数の低減まで考えられている
ということです。
消費者嗜好を調べるのが
・IoT
・A/Bテスト
の仕組みです。
事例で説明します。IoTはユーザーとつながっているということで、A/Bテストとはどちらがいいのか常にテストするという意味です。
家具販売の国際的企業であるIKEAは、販売先として進出している国の全ての家具販売の許可にかかる法律を綿密に調査して、最大公約数で通用する設計規格を編み出してから商品として事業を開始します。
これが、高度なモジュラー化の手法です。
我が国のものづくりの歴史はできるだけ顧客ニーズを取り込む過程で、顧客ごとのマイナーチェンジを多くして多品種少量生産体制をとってきました。
その結果、販売する側の管理コストを窮屈にしてきたという歴史があります。
このモジュラー化は、顧客ニーズを聞かないということではありません。
IoT、A/Bテストで常に最大公約数を考えていこうということです。
通常、中小企業はこの標準化の逆のことをやっています。
そこで起こるのが忙しくて人出不足、バタバタしている割には儲かっていないという現象です。
お客様にセールスするということは、言われる通りにマイナーチェンジしますということではありません。
セールスは一定のパッケージにあてはめるために事前教育をしているという発想の転換が必要です。
ここで、注意事項はモジュラー化の考え方を仕組みに入れると「バグ」も発生するということです。
近年のシステムがらみの事故の被害範囲の大きさを思い出してもらうとイメージが湧くと思います。
対策としては
・慎重に設計する
・一回はモニターテストをする
・バグが発生するリスクには敏感になり、事故発生には速やかに真摯な態度で挑み、隠さないこと
が肝心です。
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