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小売店の非接触ビジネスの展開は、ネットショップという形で非接触ビジネスの展開を進めているケースが多いですが、店内で販売しているものをインターネットで販売をするという形では、成功している事例がほとんどありません。
その理由は、明確です。従来の店舗販売であれば、地域の顧客が地域で購入できるお店として来店してくれていたのに対して、インターネット上であれば、地域というファクター抜きで購入するショップを選びます。
特に仕入れ販売の場合には、価格競争になりやすく、競争優位性を確保することができません。
また、当然のことながら、Amazon、楽天、Yahoo!などの大手ECモールに出店するなど、集客に対して労力、コストの投下も必要となってきます。
お店で販売しているものをインターネットで販売するということでは成功の可能性はありません。小売店でインターネットを使ったビジネス展開で成功する可能性として2つの方向性があります。
(1)既存顧客のリピート購入手段として提供する
小売店がECサイトを運営することにより、非接触ビジネスを展開するというのはわかりやすい話である一方で、非常に難易度の高いビジネス展開です。
特に仕入れ販売をしている場合には、同じ商品を扱っているECサイトは多数あり、どこで購入しても同じ商品ということであれば価格競争になってしまいます。また、自社オリジナル商品などの場合には、競合は少ないかもしれませんが、認知度をあげることは非常に難しいです。
実店舗であれば、地域の人に対するPR活動や店舗スタッフの接客等によって販売していた手法が、インターネット上では通用しません。
そこで、特に小規模事業者に案内しているのは、既存顧客のリピート購入や定期購入の手段としてネットショップを提供するという方向です。
既存顧客をターゲットとすることで、来店時にチラシ等のオフラインで宣伝することもできますし、顧客リストがあれば、メールやLINE等で告知もできます。
オンラインで注文をしてもらえることにより、来店に消極的な顧客層を逃すことなく維持することができます。
また、接客の時間等を削減できること、ネットショップの作業は接客の谷間等を活用できるというメリットがあります。
こういったメリットからインターネット経由の購入の場合には、ポイント付与や割引などを提供しているショップも少なくありません。
(2)オンラインでのカウンセリング、フィッティングを提供する
オンラインを活用して。カウンセリングやフィッティング等の顧客対応を重視していく方向性もあります。
特に、専門品など商品の選択にあたり、専門家のアドバイスを必要とする顧客が多い場合には、ZoomやLINE等を使ったオンライン相談の提供が有効となります。
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