夏に「補助金に頼らない経営戦略」という本を出版することにしました。
以下はその主旨です。
補助金になぜ頼ってはいけないのか?3
では、一見有利な補助金・助成金に内在する危険性とは何なのでしょうか?
・補助金とキャッシュフローリスク
補助金に採択されたら現金は大きく減ると言うことを理解しましょう。
設備投資した費用の2分の1が事業終了後に事業補助として戻ってくる形です。
よって、本来的には補助費とすべきですが、補助金という方が馴染みやすく申請数も増えるという事情があるのでしょう。
補助金にエントリーするということは、それに見合ったキャッシュを準備しなくてはならないということです。
いや、実際にはこれだけなく補助事業に係る人の人件費もかかっています。
理解しなくてはならないのは、この補助事業が実り補助事業終了後に売り上げに転嫁できないとキャッシュは減ったままということです。
こうみると補助金事業というのはキャッシュフロー経営とは相反するものです。
事業主は、既存事業と補助事業を分けて、既存事業で常にキャッシュを稼げる状態にしておくことに加えて、設備投資の補助金事業は長期スパンで把握して、キャッシュフローを生み出すように、マーケテイングリサーチの精度をアップしていくことが必要です。
補助金制度がキャッシュフロー経営に反するのになぜこの制度があるのかというと、皆がキャッシュフロー経営を目指して短期的利益を狙いに行くと、ものづくりの本来の強みが失われるという国の配慮があります。
・助成金と制度運用リスク
では、全く、助成金活用にリスクはないのでしょうか?
助成金で雇用したら雇用のリスク、制度導入したら、それを運用すると言うリスクがあります。
この背景には就業規則はいったん改訂すると労働者に対して不利益変更はしにくくなるということがあります。厚生労働省の助成金施策は基本的に労働者向けに作ってあります。
全ての助成金についてリスクがあると言っても開発リスクを負う経済産業省のものづくり補助金のリスクに比べれば低いと言えるでしょう。
助成金では現金資産は助成金では増えるのです。
ただ、それぞれの助成金の目的を勉強しないと効果は半減します。
次に資金調達と言う面から見ます。納得できないかもしれませんが、補助金・助成金は企業を回す資金と言うエネルギーとして見ると通常の運転資金と水と油の関係になるのです。
本来は原価をかけて売上を発生させるというサイクルで、その原価にはリスクを内包しています。
そのリスクを落とすのがビジネスのプランであり、より真剣にプランを考えると言う効果を生みます。
また、事業目的が、その会社を強くすると言うことよりも補助金を得ることになってしまいます。
その目的性には国のバイアスがかかります。それに沿っていけば生き残れるのならいいでしょう?そうはならないのです。
ひとつにはそこで、合成の誤謬の現象が起こり、同じ方向に行くことにより、戦略が停滞します。
オンリーワン経営をしようと思えば補助金を貰ってはいけないのです。
結果、取材しても、驚くほど個性的な経営をしているところはこのような中小企業施策とは無縁です。
本来、事業における投資とは、リスクの向こうにあるリターンを求めに行く行為であって、返済の必要のないノンリスクの資金と言うのとはそりが合わないのです。
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緊急レポートはこれで最後と書きましたが、実は、もう1種!
今問題になっている雇用調整助成金について
というテーマで
・全体スキーム
・間違いやすいポイント
・なぜ社会保険労務士がやらないのか?
を解説したレポートを出します。
ただし、下に書きましたように補助金を得ましたのでFB広告のみで広告するかもしれません。
それを読んでいただいた方にはメルマガでもその内容が届き、最終的に有料情報会員になりませんか?というお尋ねが行く形です。
何を安心してくれと言うのかというと私の書いていることは全て経験したこと、実践したことから言っているということです。
上記に説明した内容で経営革新法と、今回は持続化補助金を通しました。国のお墨付きの上で進んでいるということです。
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今何をすべきでしょうか?
当然、企業存続のために手を打つというのが第一ですね
資金繰りが一番手です。
次に今意外と忘れているのは時間という経営資源です。
新型コロナに商品・サービスは受けていない企業もあります。
しかしそんななところも含めてテレワーク・自宅待機策を多くがとっていますね
こうなると会社を強くして他社差別化図るには経営者もスタッフも勉強しかありません!
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